5月22日、23日

      参加者 第1日目 13名
          第2日目 19名

《第1日目》  

    赤城の森にて、活動。
    詳細はこちらから  「 赤城の森づくり 5月22日 」

《第2日目》

    内山先生による、森の哲学塾
    今回のテーマは 「 森と交流 」

 @ 国有林の現状

   
 赤城の森は木材生産の森として植林されたものだが、
    アカマツはこの地特有の北風と手入れ不足で林産的にはうまく育っていない。
   
    国有林の現状では、上手くいっているのは関東地方では10%程度であろう。
    また森林フォーラムの森周辺は、北側のスギ林地の大規模な伐採の影響が大きく次々と枯れだしている。

    国有林は「自然の森」へと目的を変えて「都市の森」へとならつつある。
    都市の皆さん使ってください、というようになってきた。

 A 人々の森林に対する考え方

   
 村の森も都市近郊の森も1955年頃までは薪炭・山菜など生活と共に在った。
    今では村でも炭焼をほんの少し残すだけとなっている。
    そして林産業としては成り立たなくなってほとんどあきらめてしまった。

    森林は環境のためにあるという考えに支配されてきているのだ。

    富士山の森とか北アルプスの森は今や中国・韓国・欧米からの観光客であふれ、感動と賞賛を得ている。

    日本の自然環境は日本の資源から世界の資源へと価値観を変えてきている。
    貴重な自然として世界の観光地(自然公園的なもの)とみなされる傾向が見えてきた。
    日本の山村での生き方に感動する人たちも現れ始めてきた。
   
    環境の森から、更に変化して貴重な自然としての森に変っていっている。

 B 森の価値観の変化

   
 森を訪ねる人は都市の人であり、そういう人たちが認める森の価値とはなんだろうか。
    観光という文字のように、それは光を観たり、光を観せるという人と自然の相互交流にあるのだろう。

    森の価値とは、人と自然の交流の場にあると言ってもよいのではないだろうか。

    森をめぐる交流を通して都市も変っていくのだろう。
  
 
     森は、産業資源の時代から自然・文化資源の時代へ変ろうとしている。
   
    日本の森、川、水、海とそれらと共にある文化。
    それらがこれからもそうかというと不透明な部分もある。

    森の少ない中国では、富裕になると木の重要性にめざめていくのだという。
    自然との交流・つながりをとおして、精神的変動を促して新しい文化の時代を作っていくのだろう。
  

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