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森林・林業視察

森林フォーラムの会

    滋賀・京都 森林・林業視察研修

     2006年9月16日(土)、17日(日)、18日(祝)
     
     参加人数  25名

《第1日目》

 ・ やまんばの会 NPO法人の活動と交流

    やまんばの会は現在会員が90人で、定期的に里山保全等の活動をしている。
    拠点は、「やまんばの森」で、里山森林保有者から8ヘクタールを借りている。

    その中で、@ 里山の保全 A 里山資源の活用 
    B 希少種を守る運動(ギフチョウの産卵しやすい環境づくり)
    C 子どもたちの自然体験・環境教育の支援を行っていること等を見聞した。

    昼食には、石がまで焼いた手作りのピザとパン、豚汁をごちそうになった。

 ・ 谷口地区 複層林施業 視察

    杉・桧等の谷口林業の複層林施業を見学、先人の山作りの美林を堪能。
 
 ・ 観音の里 高月町 視察

    奈良時代以降独自の仏教文化が栄えた土地で、村人たちは信仰心が厚く、
    織田信長に攻められたときには、村人たちが観音様を土の中に埋めて戦火から守ったそうだ。

    御遷仏のため拝観できない時にあたってしまったが、向源寺・渡岸寺観音堂・国宝「十一面観音立像」を
    お寺の特別のご配慮で見学することができた。

《第2日目》

 ・ 建設中 今城邸 見学

    安曇川流域の杉を利用した建設中の今城邸を見学。
    安曇川流域・森と家づくりの会では、「作り手・木材生産・製材・工務店・設計・住まい手」の
    こだわりの家作りの活動と地産地消の実態の説明を受ける。

 ・ 民有林 カシノナガキクイムシ被害 視察

    民有林のカシノナガキクイムシ被害を視察。
    山の所々で紅葉したようになり、相当の被害が広まっていることを確認。

 ・ 針畑地区 栗本林業 視察

    針葉樹・広葉樹の混交林の天然林、芦生杉と重太郎杉の拓伐施業や複層林施業の実態を見聞し、
    栗本林業の手入れの行き届いた山作りに感動。

 ・ 生杉ブナ原生林 視察

    海抜560mの安曇川源流にあるブナの原生林では、うっそうとしたブナやトチ等の大木に圧倒される。 

《第3日目》

 ・ 旧朽木村 鯖街道 散策

    二日目に泊まった旧朽木村の民宿の近くには旧鯖街道の面影を残す一面があり、
    散策して街並みを楽しむ。

 ・ 比叡山延暦寺 見学

    杉木立のうっそうとした木々の間に囲まれた1200年の歴史を持ち、開祖・最澄が開いた
    天台宗の総本山延暦寺(世界遺産)を見学。

    延暦寺本館では、特別講演「比叡山の森林整備と管理について」うかがう。
    台風等自然災害によって現在、天然林は4〜5本しか残っていないことや、
    人工林(杉・桧等)の森林整備と管理の苦労話を拝聴することができた。

 ・ 貴船神社 鞍馬山国有林の「古事の森」 視察

    貴船神社の新築では国有林材・桧が90%、外材・桧10%使用されていると説明をうける。

    古事の森では、100年単位の森づくりを目指した複層林の現場を見学。
    国有林でのカシノナガキクイムシの被害も出ており、
    説明では京都市で観光面からも対応策を検討しているとのこと。